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2023.07.18 UPDATED

タグチアートコレクション×女子美術大学 in 助美術大学(オープンキャンパス2023)「対話型美術鑑賞ファシリテーション実践&ワークショップ」

◉タグチコレクション:対話型美術鑑賞ファシリテーション
日時:2023年7月16日(日)14:00 – 15:30

◉タグチコレクションを活用したワークショップ「もし展」
日時:2023年7月17日(月・祝)14:00 – 15:30

協力:タグチアートコレクション(アーツプラス現代芸術研究所)

(左)学生が制作した対話型美術鑑賞ファシリテーションのポスター/(右)学生が制作したワークショップ「もし展」のポスター

アートと社会をつなぎ、人々にとっての生涯を通した「学びの場」としての美術館の役割を学ぶ「ミュージアムエデュケーション演習Ⅱ(3年次)」の授業の成果発表として、オープンキャンパスにおいて対話型美術鑑賞会を実施しました。各美術館において活発に行われている美術鑑賞教育は、あらゆる世代、障がいの有無に関わらず、美術に触れる楽しさ、喜びを伝える大切な活動です。この授業では、タグチアートコレクション(*)からのご協力のもと、約2 ヶ月間にわたり、同コレクションが所有する現代アートの作品を題材とし、学生たちが作品を読み解きながら、鑑賞教育の手助けとなるファシリテーションの技術・方法を学びました。

授業風景

その最終課題発表として、「タグチアートコレクションデリバリー展 in 女子美術大学」を実施するとともに、展示作品の対話型鑑賞ファシリテーションの実践と、コレクションを活用したワークショップ「もし展」の2つのプロジェクトを開催。アートプロデュース表現領域1年生および来場者を対象に、対話をしながら美術作品を鑑賞する楽しさを共有し、アートによるコミュニケーションの意義を学びました。

展示会場の設営風景

対話型鑑賞ファシリテーションの様子

ワークショップ「もし展」の様子

*タグチアートコレクションとは
タグチアートコレクションは、ミスミグループ創業者の田口弘氏が収集した、世界各地の現代アート作品およそ550点(2020年12月現在)からなるアートコレクションです。タグチアートコレクションは、実業家・田口弘氏、娘の美和氏の二代にわたって取り組んでいる現代アートのコレクションです。 1990年頃、キース・ヘリングの版画に魅せられて始まった収集はおよそ550点(2020年12月現在)以上となり、現代アートの動向を地球規模で概観するコレクションへと発展しています。